日々の生活に欠かせない電気は、電気工事が行われることで私たちのもとへと届けられます。生活のなかで、スイッチやコンセントなどが足りないと不便に感じたときには、「増設工事」で解決が可能です。

この記事では、スイッチ・コンセント増設工事の手順について解説します。

 

 

スイッチ・コンセント増設は可能

 

建物が新しく建てられたときに設置されたコンセントやスイッチは、生活の変化によって足りないと感じることもあるでしょう。年齢を重ねてスイッチの位置が使いにくくなったり、家族が増えたり、電化製品が増加したりと、追加でコンセントが必要になる場面も出てきます。

スイッチやコンセントに不便を感じ始めたら、増設工事を利用して、必要な場所にコンセントやスイッチを追加できます。

 

 

スイッチ・コンセント増設工事の手順

 

コンセントやスイッチの増設を依頼した際には、どのような手順で工事が行われるのでしょうか。一般的な増設工事の流れを説明します。

 

 

スイッチ・コンセント増設工事内容の決定

 

生活のなかで、スイッチやコンセントに不便を感じたときは、「どのように改善が可能か」をしっかり考えることが重要です。

たとえば、コンセントを増やす場合、その数や配置を決めるだけでなく、今ある電線を延長したり新たに分岐させる作業も選択肢として挙げられます。また、必要に応じてコンセントの電圧を変更することも可能です。

どのような増設が合っているか判断が難しい場合は、気になる点や要望を専門の電気工事士や業者に相談するのがおすすめです。

 

 

見積もりを取る

 

スイッチ・コンセント増設工事では、大規模な配線作業に比べて費用は比較的抑えられます。ただし、業者によって見積もりに差が出ることもあるので、複数の電気工事業者から見積もりを集めることがおすすめです。

見積もりを比較し、条件に合う業者が見つかれば、次は工事の正式な契約へと進みます。

 

 

契約と施工開始

 

見積もりを承認したあとは、工事計画の細かい部分までしっかりと確認し、契約を結んで施工へと進みます。この段階では、電気使用量がどのくらい増えるのかもしっかりと考えておくことが必要です。

使用する電力が予想を超える場合、ブレーカーが頻繁に落ちるリスクがあります。施工の際には、電気の契約内容の見直しも合わせて行うことがおすすめです。一般的に、一つの回路で安全に使用できる電力量は15アンペアとされています。

 

 

工事完了

 

増設工事がすべて終了したあとは、安全性を確保するための最終検査を行い、問題がなければ工事は完了となります。

 

 

まとめ

 

本記事では、スイッチ・コンセント増設の手順について、詳しく説明しました。

電気工事で、スイッチ・コンセント増設は簡単に行えますが、工事を行う場合には現在の電力契約やアンペア数の確認も大切です。電気工事や増設に関する疑問があれば、遠慮なくご相談ください。