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ー電気工事業に必要な建設業許可の種類・取得手続きとポイントー

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電気工事は、建物や設備に電気を供給するための配線や設置作業のことです。

家庭用の配線工事から大規模な商業施設の電気設備まで、多岐にわたる作業が含まれます。安全性と機能性を確保するために、高度な専門知識と技術が求められます。

 

建設業許可の基本

まずは建設業許可の基本から解説します。

 

1. 建設業許可とは?

建設業許可とは、建設業法に基づいて国や地方自治体から発行される許可のことです。

電気工事業を含む建設業を営むためには、この許可が必要です。許可を取得することで、信頼性と法的な正当性を証明することができます。

 

2. 許可が必要な理由

建設業許可が必要な理由は、以下の通りです。

 

– 公共工事や大規模な民間工事の受注に必須
– 法令順守の証明
– 信頼性の向上

 

建設業許可の種類

続いては建設業許可の種類です。

 

1. 一般建設業許可

一般建設業許可は、元請けとしての契約金額が一定金額を超える場合や下請けとしての作業を行う場合に必要です。電気工事業者が取得する場合、主に以下の工事に該当します。

 

– 電気配線工事
– 照明設備工事
– 電気通信設備工事

 

2. 特定建設業許可

特定建設業許可は、さらに大規模な工事を行う場合に必要です。主に、元請けとして5000万円以上の工事を受注する場合に求められます。電気工事業者が取得する場合、以下のような大規模工事が該当します。

 

– 大規模な商業施設の電気工事
– 大規模な公共工事の電気設備設置

 

建設業許可の取得手続き

建設業許可の種類について理解したら、次に許可を取得するための手続きについて見ていきましょう。

 

1. 申請書類の準備

建設業許可を取得するためには、以下の書類を準備する必要があります。

 

– 申請書
– 経営事項審査申請書
– 事業所の概要
– 技術者の資格証明書

 

2. 提出と審査

書類を準備したら、管轄の行政庁に提出します。提出後、申請内容が審査され、必要な基準を満たしているか確認されます。

審査期間は通常1ヶ月から2ヶ月程度です。

 

3. 許可の取得

審査が通れば、建設業許可が発行されます。許可証が交付されたあとは、事業を開始することができます。

 

建設業許可を取得するためのポイント

建設業許可を取得するためのポイントを解説します。

 

1. 技術者の確保

建設業許可を取得するためには、一定の資格を持つ技術者が必要です。電気工事士や電気工事施工管理技士などの資格を持つ技術者を確保しましょう。

 

2. 経営体制の整備

経営事項審査では、経営体制や財務状況が評価されます。安定した経営体制を整え、審査に備えましょう。

 

まとめ

電気工事を行うためには、建設業許可が必要です。許可を取得することで、信頼性と法的な正当性を持って事業を展開することができます。一般建設業許可と特定建設業許可の違いや、申請手続きの流れを理解し、必要な書類や技術者の確保を行うことが重要です。

しっかりと準備を整え、許可を取得することで、安全かつ信頼性の高い電気工事業を営むことができるでしょう。

 

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